MAZDA DEMIO 2014 13-SKYACTIV 売却編
売却予定車:マツダ デミオ 2014年式 13-SKYACTIV
スズキ,マツダの販売会社で5万円,6万円という査定だったデミオ。さすがにこれには納得できず,買取価格をあたってみることにしました。自動車売却には一括査定サイトなるものがあり,一度の申し込み(入力)で複数社の査定を受けられる仕組みがありますが,一度申し込むと電話攻勢が凄まじいようで,とりあえずは買取相場が判る手段はないものかとweb検索を続けました。「ナビクル」というサイトは車両情報の入力で買取相場が判るとの記載があり,査定申込前に相場が判るものと勝手に誤解して車両情報を入力してみれば,結局は名前,電話番号(SMS認証あり)等の入力画面となりました。そこで,音声通話を契約していない端末番号を入力してみたら,直後からメッセージ着信が連続しました。大抵のところは音声通話でない時点であきらめたようですが,2店ほどSMSでメッセージ送信がありました。因みに,相場が判ると言ってもかなり幅が広いので結局は査定を受けなければ判らないというところでした。
査定を受けたのは最初のSMSでメッセージを残した「アップル」,「カーセブン」の2社と近くの「オートバックス」,更に実車を見ずに写真だけでも±5万円誤差範囲の価格を出すという「ウォール中古車センター」の4店。ウォール中古車センター以外は実車を持ち込んで査定を受け提示価格は以下のとおりでした。因みに,オートバックスだけは金額の入った有効期限5日の買取見積書を発行してくれました。
- アップル:25万円+α
- カーセブン:25万円+α
- オートバックス:27.5万円+リサイクル料
- ウォール中古車センター:20万円~30万円(写真査定)
中古車市場での同型車(年式,型式が同一で走行距離が近いもの)の車両価格は40万円~50万円でした。(カーセンサー,グーネットで調査),ワタクシのデミオは追加整備なく市場に出せるはずで,その点有利と思いますが,取り扱い経費と利益を確保すれば25万円~30万円が妥当なところということのようでした。アップルとカーセブンの2社が熱心で営業担当の方も応対丁寧でしたが最終的に距離が近いアップルに30万円での売却を決定しました。関東マツダでは30万円ではとても引き取れないとのことであったので結果的に良い選択となったと思います。因みにアップル,カーセブン共にフランチャイズ制で,どうしても店舗により差が出てしまいますのでgoogleほかでの口コミも参考にしました。
スズキ ハスラーとマツダ フレアクロスオーバー の違い(2022/05 MC版)
マツダ フレアクロスオーバーはスズキ ハスラーのOEMですが,全く同じものを販売している訳ではありません。装備,色でハスラーにあって,フレアクロスオーバーにないものがあることは知られているところですが,ここに2022年5月マイナーチェンジ後の違いを整理しておきます。
◇取扱いグレードの違い
- ハスラー(J STYLEⅡ)にはFF,4WDの各々にターボ,ノンターボの設定がありますが,フレアクロスオーバー(SPECIAL)のターボ付は4WDのみ,ノンターボは2WDのみの設定
- ハスラーのHYBRID Gにはターボ付きがありますが,フレアクロスオーバーの同グレードHYBRID XGにはターボ付きはありません
車名 | スズキ ハスラー | マツダ フレアクロスオーバー | |||
---|---|---|---|---|---|
駆動方式 | 2WD | 4WD | 2WD | 4WD | |
並 仕様 |
NA | HYBRID G | HYBRID G | HYBRID XG | HYBRID XG |
ターボ | HYBRID G ターボ | HYBRID G ターボ | (設定なし) | (設定なし) | |
上 仕様 |
NA | HYBRID X | HYBRID X | HYBRID XS | HYBRID XS |
ターボ | HYBRID X ターボ | HYBRID X ターボ | HYBRID XT | HYBRID XT | |
特別 仕様 |
NA | J STYLEⅡ | J STYLEⅡ | HYBRID XS SPECIAL | (設定なし) |
ターボ | J STYLEⅡターボ | J STYLEⅡターボ | (設定なし) | HYBRID XT SPECIAL |
◇カラーバリエーションの違い
- フレアクロスオーバー(SPECIAL/特別仕様)で選択可能な色は3種に対してハスラー(J STYLEⅡ/特別仕様)は8種
- フレアクロスオーバー(並仕様,上仕様)で選択可能ツートーンカラーは3種に対してハスラー(並仕様,上仕様)は8種,モノトーンは,フレアクロスオーバー4種に対して,ハスラーは5種
車名 | スズキ ハスラー | マツダ フレアクロスオーバー | |
---|---|---|---|
並 仕様 上 仕様 |
モノトーン | シフォンアイボリーメタリック オフブルーメタリック ブルーイッシュブラックパール3 ピュアホワイトパール クールカーキパールメタリック |
(設定なし) オフブルーメタリック ブルーイッシュブラックパール3 ピュアホワイトパール クールカーキパールメタリック |
並 仕様 上 仕様 |
ツートーン | ガンメタリックルーフ/バーミリオンオレンジ ガンメタリックルーフ/デニムブルーメタリック ガンメタリックルーフ/フェニックスレッドパール ガンメタリックルーフ/ピュアホワイトパール ソフトベージュルーフ/クールカーキパールメタリック ソフトベージュルーフ/オフブルーメタリック ソフトベージュルーフ/アクティブイエロー ソフトベージュルーフ/コーラルオレンジメタリック |
(設定なし) ガンメタリックルーフ/デニムブルーメタリック ガンメタリックルーフ/フェニックスレッドパール ガンメタリックルーフ/ピュアホワイトパール (設定なし) (設定なし) (設定なし) (設定なし) |
特別仕様 | ツートーン | ウッディブラウンルーフ/ピュアホワイトパール ガンメタリックルーフ/オフブルーメタリック ガンメタリックルーフ/シフォンアイボリーメタリック ガンメタリックルーフ/デニムブルーメタリック ソフトベージュルーフ/クールカーキパールメタリック ソフトベージュルーフ/フェニックスレッドパール ウッディブラウンルーフ/シフォンアイボリーメタリック ソフトベージュルーフ/アーバンブラウンパールメタリック |
(設定なし) (設定なし) (設定なし) ガンメタリックルーフ/デニムブルーメタリック (設定なし) (設定なし) ウッディブラウンルーフ/シフォンアイボリーメタリック ソフトベージュルーフ/アーバンブラウンパールメタリック |
◇装備選択自由度の違い
- ハスラーは全グレード全方位モニタ付9インチナビをメーカーオプションとして選択できますが,2022年5月のマイナーチェンジで全方位モニタ用カメラパッケージのメーカーオプション設定がなくなりました。
- フレアクロスオーバーでは全方位モニタ付9インチナビのメーカーオプションはありませんが,全方位モニタ用カメラパッケージがHYBRID XSではメーカーオプション,HYBRID XTとSPECIALでは標準で付きます。カーナビはディーラーオプション(panasonic)若しくは社外品を使います。HYBRID XGでは全方位モニタ用カメラパッケージのオプション設定はありません。
- フレアクロスオーバーHYBRID XGはLEDヘッドライト・ACC付しか選択できません。
ハスラー | フレアクロスオーバー | |
---|---|---|
全方位モニタ付メモリナビ | 184,800 円 | (設定なし) |
全方位モニタ用カメラパッケージ | (設定なし) | 52,800 円 |
Panasonic メモリナビ | (※1) | 191,133 円 |
合計 | 184,800 円 | 243,933 円 |
(※1)ディーラーオプションでpanasonicとkennwoodのメモリーナビの設定がありますが,全方位モニタはつけられないようなのでこの比較表から除外しました
◇その他細部の価格の違い
- リサイクル料金,メンテナンスパック料金が異なります。
ハスラー | フレアクロスオーバー | |
---|---|---|
リサイクル料金(※2) | 7,140 円 | 8,860 円 |
メンテナンスパッケージ(※3) | 70,140 円 | 94,820 円 |
(※2)各社ホームページによる
(※3)ハスラーはスズキ安心メンテナンスパック,初回車検付コースの基本A(車検付36か月)料金(スズキホームページによる),フレアクロスオーバーはパックdeメンテ36(車検付)の標準プラン料金(関東マツダホームページによる)
自家用自動車(乗換え)購入編(フレアクロスオーバー商談・契約)
フレアクロスオーバー HYBRID XS 見積
続いてマツダの販売会社に。アルトのOEM車キャロルはグレード選択の幅が狭いため,ハスラーのOEM車であるフレアクロスオーバーで商談することにしました。グレードは全方位モニタの設定あるHYBRID XS(ハスラー HYBRID X に相当)。車両本体価格159万円,ナビ他ディーラーオプション24万円,初回車検付メンテナンスパック込の諸費用21万円で見積額は計204万円。デミオの下取査定はまさかの6万円で値引きは口頭でトータル21万円という見積。例によってすぐに決めてほしいと言われましたが,持ち帰り検討することにしました。帰宅してweb情報をあさってみれば,この時期の値引き目標は車両から16万円,オプションから15%~20%とのことでしたので初回からまずまずの条件が出ていることが判明しました。
また,車両本体価格159万円は現有デミオ購入時の本体価格135万円を上回る額ではありますが,充実の安全装備を考慮すれば妥当と考えることにしました。
ハスラーとフレアクロスオーバーの違いも改めて調べてみれば,グレード,色の選択肢が少ないこと,全方位モニタを付けた際のカーナビ,リサイクル料,購入後のメインテナンスパック価格に違いがあることもわかりました。(詳しくはこちら)
また,youtubeなどのレビューも見ながらじっくり調べると,急遽浮上した課題は軽自動車はノンターボかターボかという問題。大方の意見はハスラーはノンターボの新開発エンジンで街中は十分で高速走行も問題ないというもの。ターボはこれに加えて,高速合流やいざというときの力は上で余裕ある走りができるというものでした。ほとんど街乗りになるのでノンターボで十分と思っていましたが,「余裕ある走り」というところが,今回1300ccから660ccにサイズダウンした際に違いが大きく出るのではないかと思いなおして,ターボモデルの見積を出してもらうことにしました。
翌週,ターボモデル HYBRID XT の見積を出してもらうと,車両本体価格169万円,ディーラーオプション24万円,初回車検付メンテナンスパック込の諸費用24万円の計217万円。値引き24万円で支払総額193万円となり,これで決定しました。値引き24万円には,車庫証明取得費等諸費用計上されているうち実質無料のものも含まれていますが,これらを差引いても20万円以上の値引きですので,良い数字を出してもらったと思います。注文書に押印,契約しました。工場生産は7月予定,納車予定8月末(注文から3か月)ということでした。このように予約段階でしたが,支払いは先行とのことで納車日が決まる前に支払い完了しました。
その後7月最終週に工場での組み立てが完了したとの連絡があり,ディーラーへの入庫予定は見積通り8月末とのことでした。
MAZDA FLAIR CROSSOVER HYBRID XT スペック
自家用自動車(乗換え) 購入編(新型アルト試乗)
自家用車(MAZDA DEMIO 2014 13-SKYACTIV)も8年目となり来年はまた車検,これを機に維持費が安いという軽自動車に乗り換えてみるかと思い立ちました。丁度,スズキアルトがフルモデルチェンジして安全装備充実ながら安価と知りスズキ販売店に試乗を申し込み。スズキに注目したのはマツダ販売店で扱う軽自動車はスズキのOEMであることも理由のひとつです。新型アルトにはガソリンエンジン車とマイルドハイブリッド車がありますが試乗車はガソリンエンジン車のLグレード。試乗当日,販売会社回りを1周しましたが,8年前に試乗した当時のワゴンRの印象とはかなり違い,新型アルトなら十分使えそうな感じです。車内スペースは助手席がかなり近く感じることと,荷室の奥行がほとんどない訳ですが,ほとんどひとりかふたりしか乗らないことを考えれば十分に思えました。ただ,どうしても気になったのはリアワイパーが最高級グレードにしか付かないこと。リアワイパーを必要とする人は少ないらしいですが,自分としては必須の装備です。後方視界確保できなくてどうするのって感じ。更に,初回訪問なので仕方ないところはあるとはいえ,営業さんに売る気が全く見えず,下取査定は5万円,見積書にも口頭でも値引き額は示さずという対応だったためこの販売会社での商談は打ち切ることにしました。
今回,車両選定にあたりTVK(テレビ神奈川)の番組,「クルマでいこう」を随分と参考にさせてもらいました。TVKですので三本和彦氏の新車情報の後番組ではnないかと思います。この時代,放送を見逃しても動画サイトでみられるようになっているのが大変ありがたいです。